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[開発学習帳 第1回]知って、学んで、活かそう

カテゴリ:開発学習帳

 

セカイラボがお届けする新企画「開発学習帳」の第1回目です。

この企画では、Webサービスやアプリ開発、オフショア開発の経験がない発注側の皆さんを対象に、セカイラボが今までの経験をもとに、知っておいていただきたいことや気をつけた方がいいことをお届け致します。

第1回目はこの企画のテーマでもある「知って、学んで、活かそう」です。

Webサービス・アプリ開発の情報は少ない!?

Webサービスやアプリ開発を発注しようとなったら、検索エンジンで「アプリ開発 発注」と調べると思います。発注先を見つけたいという人もいれば、アプリ開発の進め方が気になる人もいると思います。

でも、検索結果にはディレクターやPM、エンジニアやデザイナーを対象にした記事が多く、発注側の皆さんの学びになるような記事は少ないのが現状です。発注前の企画作成やベンダー選定のことは書かれているかもしれませんが、プロジェクトが開始した後のことはあまり書かれていません。

これでは良い発注はできるかもしれませんが、良い開発はできるのでしょうか?

発注は工程の1つであって、本当の目的は最高のプロダクトを開発しユーザーに届けることです。開発のメインプレイヤーは開発会社かと思われるかもしれませんが、発注者の協力なくして良い開発、最高のプロダクトは生まれません。でも、協力しようにも何をすればいいかわからない、となってしまうのが現状だと思います。

オフショア開発は不安でいっぱい!?

次に「オフショア開発」を調べてみると、ネガティブな情報が多く入ってきます。品質が低い、コミュニケーションが課題、安かろう悪かろう、失敗事例ばかりが目につき不安、開発会社が途中でいなくなってしまうのではないか、カントリーリスクなどなど。

私も初めは皆さんと同じでした。オフショア開発と聞いて不安しかありませんでした。でも、ディレクターとして色々な形態の開発プロジェクトを経験する中で考え方が変わりました。例えば私は、日本で日本人開発チームを、日本で多国籍開発チームを、日本から中国人開発チームを、中国で中国人開発チームをマネジメントした経験があります。また、外部のPMさんやディレクターさんから開発プロジェクトの成功・失敗事例を多く聞きました。

その中で、失敗した原因の多くはオフショア開発に限らず日本の開発会社を使った場合でも起きること、オフショア開発について不安に思っていたことは少し気をつけるだけで解消できることがわかりました。

知っているかどうかが運命の分かれ道

失敗を回避するためには、成功する確率が高くなる方法、失敗する確率が低くなる方法を”知っていること”がまずは大切です。チーム全員がこのような方法を知っていることで、自分やチームメンバーの問題や失敗の兆候にいち早く気づき対処することができます。

だからといって発注者様に、ディレクターのように要件定義や設計の詳細を学びましょう、プロジェクトマネージャーのようにPMBOKに精通しましょう、コミュニケーターのように外国語を覚えましょう、とは言いません。開発チームにこれらの役割を持っている人がいる場合は、その人が最も責任を持ってやるべきです。

ただし、どんなに優秀なディレクターやPMでもミスは起こします。ディレクターやPMが優秀で、95%の確率で成功するとしても残り5%は失敗するかもしれません。この残り5%を補完するのが、発注側の皆さんであると私は思います。プロジェクトが始まったら同じ開発チームの一員として、互いに支えあいながら最高のプロダクトをリリースし、ユーザーに届けることが大切です

知って、学んで、活かすをモットーに楽しくわかりやすくお伝えします

本企画「開発について学んでみた」でご紹介することの多くは、開発を一度経験したら気づくことばかりです。でも、Webサービスやアプリ開発を一度経験するためには多くの予算と期間が必要です。失敗してもいいから学びを得るために一度経験してみなさい、なんて言ってくれる会社はほとんどありません。

なので失敗しないようにと、インターネットで検索したり書籍を参考に先人の知見を活かそうとしても、前述したとおり専門的なことやネガティブな言葉が多く、発注側の皆さんの学びになるようなことが少ないのが現状です。

そこで、本企画「開発について学んでみた」の出番です。Webサービス・アプリ開発、オフショア開発のプロとして多くの経験を積んできた私たちが、その経験をもとにして発注側の皆さんにも知っておいていただきたいこと、気をつけた方がいいことをお伝えしていこうと思います。なるべく難しい言葉は使わず、イラストと短い文章でわかりやすくお伝えする予定ですので、お役に立てれば幸いです。

ー執筆者:岸泰弘(セカイラボ/ディレクター)

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