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【レポート前編】パソナ社主催:グローバルソーシングセミナー

カテゴリ:その他

 

日本企業の9割がエンジニア不足と感じ、今後ますます生産年齢人口が減少していくことが誰の目にも明らかになっている我が国。エンジニアの確保はIT業界、ものづくり業界ともに大きな課題です。

そんな中、国境を越えて、最適な技術スキルを持ったエンジニアリソースを、最適なコストで調達するグローバルソーシングの活用が改めて注目されています。言語や文化の障壁を越え、いかに最良のチームをつくり事業を加速させるのか。

2016年1月21日、パソナ社による、ASEANエリアの人材・IT分野に焦点を当てたイベント「ASEAN+India HR&IT Seminar Day」のITセクションにて、弊社の代表いな川が、基調講演「言語・文化の壁をのりこえるオフショア開発の最新事情」およびパネルディスカッション「オフショア・ラボ型開発の活用事例」に登壇、グローバルソーシングの活用についてお話させて頂きました。

基調講演、パネルディスカッションともに、日産自動車の部品製造をベトナムから支える、日産テクノベトナムの常務執行役員八尾氏が一緒に登壇しております。企業に対してグローバルソーシングサービスを提供する弊社セカイラボと、自ら教育機関を持ちながら15年にわたり自社拠点を維持・拡大している日産テクノベトナム社、両面からのお話に注目です。

以下、各セッションのレポートを送りします。

第1部 基調講演
テーマ「言語・文化の壁をのりこえるオフショア開発の最新事情」

講演者:株式会社モンスター・ラボ/セカイラボ代表:鮄川宏樹

「日本企業の大きな課題とセカイラボ」

ある統計によると、日本企業の9割がエンジニア不足に悩んでおり、この背景の一つに、スマートフォンアプリ開発の需要増加により、アプリ開発やシステム開発を行う企業が以前よりも増え、市場の成長が高まっていることがあげられます。

その証拠として、弊社へお問い合わせ頂く約半分のお客様は、今まで自社でITサービスを持っていない非IT系企業となっております。こうしたITサービスを提供したいと考えているお客様に対して、開発とエンジニアリソースの提供を行っているのがセカイラボです。

「グローバルソーシングのメリットとは」

グローバルソーシングを活用するメリットとしては、まず人材の数もスキルも非常に豊富だということです。次にコストメリット。エンジニアの人件費に関して言えば、ベトナムだと国内の約3分の1、バングラディッシュだと約4分の1ほどです。円安下であることや、コミュニケーションコストを踏まえたとしても、半分ほどには抑えられるというメリットがあります。

また、新しいマーケット進出への足がかりにもなり得ます。ローカライズ対応やマーケティング戦略上、一から体制を構築するよりもより戦略的にビジネスを加速させることが可能です。

「グローバルソーシング成功の鍵を握るラボ型開発」

グローバルソーシングを活用したアプリ・システム開発は、座組みができたからと言ってすぐに遠く離れたチームからすごい成果物が出たり抜群のスピードで対応出来るわけではありません。 やはり人間同士ですので、優秀なエンジニアを集めたとしても柔軟なチームにするためには、お客様自身で育てていくという意識が大切です。

一般的には、アプリ・システム開発といえば請負型開発が主流ですが、半年や一年間専属のお客様専用の開発チームを準委任契約で行うラボ型開発という手法があります。ラボ型開発の良い点として、仕様変更にも柔軟に対応し、中長期的に付き合うことによってあたかも自社リソースのように仕様変更や細かい指示を出して開発をすることが可能になります。

こうした手法を用いながら、外部のリソースと内部の自社人材を組み合わせながら積極的に展開していくことが、グローバルソーシングを成功させる秘訣と言えます。

「日産テクノベトナムとは」

講演者:日産テクノベトナム 常務執行役員 八尾健之様

弊社は2001年に会社を設立しまして、業務を開始したのは2003年です。最初は、車のCADデータを作成する業務から始まりまして、その後に車に関わる設計業務全体を扱うようになりました。2011年には、車の分解調査も行うようになり、ベトナムで一番高いビルのピョンナムタワーで1800人ほどのベトナム人が働いております。

日産自動車の設計に関わるデータの9割は日産テクノが請け負っており、そのうち7割が日産テクノベトナムが関わっているため、つまり、日産自動車の7割の車は日産テクノベトナムの設計業務によって成り立っているということになります。

「特徴的な人材育成ノウハウ:入社前の徹底教育」

弊社の人材育成の大きな特徴の一つとして、入社して頂く1年前から人材育成が始まるという点がございます。

我々の会社では公用語は日本語を採用しているので、大学4年生の時点で日産に入りたい学生を約1年かけて徹底的にパソナテック様とも連携している現地の大学で日本語とCADを学んで頂きます。また、業務で車の開発に関わることになるので、車に触れていただく実践的な研修も用意しています。

「充実した福利厚生」

ベトナム人の国民性として、非常に家族を大切にする方がとても多いので、会社主催で大規模な社員旅行を企画したり、パーティを開催したりして、会社への帰属意識をより強めてもらおうという取り組みも積極的に行っております。

こうした取り組みも全て、ベトナムで会社をやっていく上で大切になってくると思っております。

※後編では、第2部のトークセッションの様子をお伝えします。

https://www.sekai-lab.com/topic/67

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