事例インタビュー

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一体感のある専属チームで、充実したラボ型開発が出来ました。

カテゴリ:情報系・業務系システム開発事例
開発拠点:ハノイ(ベトナム)
セカイラボ担当範囲:翻訳、詳細設計、開発、テスト、運用
モンスター・ラボ担当範囲:無し
導入企業名:株式会社パソナテック様
担当者名: システムソリューション事業部  グループ長 長谷川 芳紀氏
お客様担当範囲:顧客折衝、要件定義、外部設計、詳細設計、開発マネジメント

 

――パソナテック様の事業内容について教えてください。

(森氏)

総合的な人材ビジネスを手掛けるパソナグループにおいて、IT・モノづくり業界に専門特化した事業を展開しているのがパソナテックです。ハードウェア、ソフトウェアを問わず、エンジニアの派遣、転職支援、アウトソーシングなどの多様な形で人材ソリューションの提供、人材育成Job-Hubというクラウドソーシングプラットフォームをベースとしたテレワーク推進や受託開発サービスなどを展開しています。

 

――受託開発もされているんですね。スタートしたのはいつ頃でしょうか。

(長谷川氏)

2013年頃にシステムの請負開発やソリューションビジネスを強化することになり、それに伴いシステムソリューション部が立ち上がりました。この部署は派遣以外のソリューションとして、受託開発を提供することがミッションです。メンバー6人で立ち上がった部署も、今では35人のメンバーが在籍する部署になりました。

 

――受託開発を始められた背景を教えてください。

(長谷川氏)

市場の変化が激しい昨今、お客様のリクエストも多様化してきました。こうした顧客の声に応えるために、従来の派遣ビジネスに加えて、Job-Hubなどのソリューションや請負開発を提供することになりました。こうした新規事業が立ち上がった結果、我々はお客様の課題をワンストップで解決できるようになりました。

 

――もともと、お客様から請負開発のご依頼をいただけていたのでしょうか。

(長谷川氏)

マーケットやお客様からの認知度が低かったので、立ち上げ当初は大変苦労しました。

ただ、苦労するだろうと予測していましたので、開発実績を作るためにソフトを売りたいパッケージベンダーと協業して展開していきました。kintoneWebFOCUSなどを活用したパッケージ開発領域で着実に実績を積み重ねて、市場からの認知や信頼をいただけるようになりました。

 

――話が変わりますが、これまでの御社の開発体制について教えてください。

(長谷川氏)

これまでは自社のオフショア拠点であるパソナテックベトナムと海外の外部パートナーで開発をしていました。

注力しているパッケージソリューション市場には後発で参入しました。先発企業と差別化する必要があったので、日本とオフショアをセットにした体制で価格と品質を訴求していました。

 

――セカイラボにご発注を決められた理由を教えてください。

(長谷川氏)

発注したポイントの1つは、体制を作るスピードがとても早かったことです。

今回開発しているプロジェクトは、弊社が一次請けをして、弊社のPMとセカイラボのエンジニアがチームになって開発を進めています。

クライアントからこのプロジェクトの話をいただいた時、お客様の開発体制では希望通りのスケジュールで機能追加開発を進められないと大変困っている様子でした。

ヒアリングと提案を何度か繰り返すうちに、弊社が想定していたよりも早いタイミングでご発注いただける流れになりました。もちろん、提案前からセカイラボに相談していましたが、クライアントの希望スケジュールに沿うために、開発体制を構築することが急務となりました。

セカイラボのご担当の方には年末年始も調整いただいて、2週間で体制構築し、無事にキックオフを開催出来ました。

 

――セカイラボの開発拠点に対する印象を教えてください。

(長谷川氏)

ベトナムのダナン拠点には4回、ハノイ拠点へは3回ほど伺いました。

ダナン拠点の話ですが、仕様の抜け漏れ防止、日越間のコミュニケーションを円滑化させるために駐在している日本人の開発のサポート(BAモデル)は、非常に面白い取り組みだと感じています。

これまで活用させていただいたオフショア会社の日本人比率は、100人のエンジニアに対して2名の日本人がいる程度です。ダナン拠点のモデルのような、10人を超える日本人が常に案件に張り付いている開発スタイルは稀だと思います。他企業では、現地の方がBSEPMをやり、日本人は案件をチェックするだけにとどまるケースが多かったです。

 

――ちなみに、実際にご担当されている案件に対しての印象はいかがでしょうか。

(長谷川氏)

私の担当案件では、ハノイ拠点を利用して開発をしております。今のところ特に大きな問題はなく、これは日本で就業経験がある優秀なベトナム人BSEが、きちんと管理しているからですね。

 

――チームや開発メンバーに対して、改善して欲しい点があれば教えてください。

(長谷川氏)

セカイラボに依頼している案件では、困ったポイントは特にないです。私もオフショア経験が長いので、開発の上で重要になるポイントを理解しています。未然に防ぐように対策を講じておりますので、特に問題が起きずに進行しています。

 

――オフショアでの注意点を教えていただけますでしょうか。

(長谷川氏)

行き詰まってしまうオフショア開発プロジェクトでよくある事例は、Skypeのみのコミュニケーションで終始してしまうケースです。

Face to Faceのコミュニケーションを通じて、今回のプロジェクトオーナーはこういう顔で、こういう性格で、この人と一緒に仕事するのだという一体感を、プロジェクトを始める前に作ることが重要です。

会社の承認は大変ですが(笑)、大きな用事がなくても足を運ぶことは重要ですね。ベトナムの人から、キックオフの時に一回来たきりでその後は来ないね、なんて印象は持たれないように、定期的に対面でコミュニケーションを取るようにしています。

プロジェクトを立て直すとなると、100万から200万の支出をすることになりますが、現場を視察することでリスクを下げることが可能です。

「行く必要あるの?また遊びに行くのか!」なんてことも言われますが、問題の発生リスクを下げられるなら、一見ムダだと思えることにも取り組んだ方が良いと考えています。

 

――実際に現地ではどのようなことを行われましたか。

(長谷川氏)

主に2つの取り組みを行っています。

1つがプロジェクトのオリエンテーションです。プロジェクトのキックオフ当初に、開発プロジェクトの全体感やロードマップについて、また、開発中のプロジェクトでは、ロードマップ上における現在地点と今後の目標について共有しています。こうしたプロジェクトの大枠について話した後、それぞれの機能に関わる詳細を共有していくのが一般的な流れです。

例えば、今回の場合はガソリンスタンドに関わる開発プロジェクトですが、車検という仕組みや法律は日本特有のシステムですので、これらについて詳しく説明をしました。事前にスカイプでも共有をしていましたが、エンジニア達にしっかり理解をしてもらうためにも再度現地で共有しました。

もう1つはプロジェクトメンバーと、それぞれのキャリアについて個人面談を行いました。具体的には、将来のキャリアプランをヒアリングして、「今はPHP初級だけど、このプロジェクトで中級にまでスキルアップしようね」といった会話をしています。このプロジェクトで得られる経験や知識を示してあげると、エンジニアのモチベーションはぐんと上がります。このプロジェクトに入ることで得られる成長は、面談の場を設けて共有をするようにしています。

――開発メンバーのキャリアまで考えて接しているのはどうしてでしょうか。

(長谷川氏)

ベトナムだから特別にしているのではなく、日本のパートナーに対しても同様の対応をしています。受発注の関係というよりも、チームとして成立させるために、そして、私とエンジニアが信頼し合うためにもすごく重要にしているポイントです。

プロジェクトコンディションはいい時もあれば、悪い時もあります。こうした信頼関係は、プロジェクトが難しくなってきたときに、効果を発揮してくれるようになります。

もちろん、頑張ってもらうためだけに信頼関係を結ぶわけではありません。ただ、こうしたプロジェクトリスクを見据えながらチーム作りをするように心がけています。

こうした対応を心がけることで日々の業務の中でも良い影響が出ていると感じていて、今回のプロジェクトでは、エンジニアが主体的に発言してくれるようになりました。例えば、設計や実装方法について検討をしているときに、エンジニア側から技術的な視点で意見をもらえたり、スケジュールよりも早く終わったときにタスクを探してくれたりなど、こうした前向きな発言や行動を見ると、「一体感のあるチームになってきたな」と実感を持つことが出来ます。

 

――プロジェクトにおいて改善すべき点があれば教えてください。

(長谷川氏)

(先ほどと同様の回答になりますが、)チームのパフォーマンスには大変満足をしております。むしろ、私たちが次の目標となる課題を設定出来ていないのではと感じている程です。ハノイメンバーは本当に優秀なので、頼もしい限りです。

東京と大阪の人柄が多少異なるように、ベトナムの中でもホーチミンやハノイ、ダナンなどのエリアが違えば、人柄も異なっているように感じます。また、社長が日本人か、ベトナム人かでも社風は異なるように思いました。

モンスター・ラボ社ハノイ拠点の松永代表のリーダーシップと、もともとのハノイの方の特徴である几帳面さや真面目さが相まって、とても優秀なチームになっています。

(注記:セカイラボは、モンスター・ラボのサービスです。)

 

――最後にセカイラボの全体的な感想を教えて下さい。

(長谷川氏)

今回はスピード感をもって体制を作っていただきました。ベトナムに数百人規模でエンジニアがいらっしゃいますので、来月から10人の体制を組みたいというオーダーに対しても、柔軟に対応していただけるので大変助かっています。

あと、ベトナム以外の国にも展開されていることから安心感があります。例えば、中国の人件費が高騰してきたから別の国でオフショア開発をしようとなれば、通常は会社をまたいで移管作業をしなければなりません。しかし、御社に発注すれば、中国からベトナムへと開発拠点間での移管作業は発生するものの、セカイラボという1つの企業で完結しますので、その点はすごく安心感があります。

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