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ビーチがあってITがアツい!ベトナムで今注目の都市ダナンの勢いがすごい

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ここはベトナム?と思ってしまうほど、何かホーチミンやハノイとは違った雰囲気を持つダナンという都市があります。ベトナムの行政が民間と組んで、リゾート開発を進めている都市なのですが、実はもう一つ、ITにも力を入れている都市なのです。

ホーチミン・ハノイとは一風変わった方向を目指しているダナン

ベトナムのちょうど中央東沿岸部に位置するダナン。今行政が中心になって力を入れている産業があります。それは、観光とIT。

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まずは観光です。観光と一口にいっても色んな力の入れ方があるわけですが、ダナンの場合には高級ホテルをたくさん誘致し、リゾート都市としての開発を進めています。なんと言ってもダナンの魅力は、ベトナムの他の都市では見ることができない一直線にどこまでも続くビーチ。私が行ったときにもたくさんの観光客と思われる人たちが、ビーチで遊んだりのんびりしている様子が伺えました。

飲食などの周辺産業も含めまだまだ発展段階という印象では有りましたが、おそらく先の数年でリゾート地としての色をさらに濃くしていくのではないでしょうか。

そしてもう一つ、ダナンの行政が力を入れようとしているのがITの分野です。ベトナムはITを国をあげて体制的に支援しています。

IT都市としてのダナン

ホーチミンやハノイと比べると賃金が安い

ベトナムで言わずと知れた大都市といえばホーチミン、そしてその次を追うのがハノイです。これらの都市はベトナムの中でもちろん大都市ですから、大企業、そして優秀な大学のメインの拠点になっているだけでなく、仕事を求めて優秀な人材が全国各地から集まってきています。それ故に、人材の獲得競争は激しくなり賃金が高騰しつつあるという側面もあります。

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ダナンという都市はある意味でまだ穴場であると言えるのかもしれません。ITに力を入れている都市とはいえ、まだ大きな企業がこぞって来ているという状況でもないので、ベトナムの中で比較的人材獲得競争の波は静かです。賃金は、ホーチミンと比べて2/3ほどと言われています。この開発コストの安さが、目の早い企業に注目されてきています。

最大手のIT企業もダナンに来ている!

特記すべきこととしては、大手のIT企業が徐々にダナンに来はじめているということでしょう。例えば、ベトナムで最大手のIT企業、FPT(エフピーティ)。FPTソフトウェアは、本社をハノイに置いていますが、2010年にFPTダナンビルを開所、現在は800人ほどが勤務しているとのことですが、オフィスビルのほか、敷地内に「ゴルフ場、サッカー場、テニスコート、セキュリティルーム、公園など」を建設中とのことで、まだまだ開発途中ですが、十分に勢いを感じることができます。

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▲行政タワー

他にもダナンが注目を集めている証拠として、日系企業で言えば、富士通やNTTデータなどの大手IT企業もダナンに拠点を開設したのはつい今年に入ってからのことで記憶に新しいです。

優秀な人材を呼び寄せる施策

とはいえ、まだ優秀なエンジニアはホーチミンなどに固まっているのでは?と思うかもしれませんが、もちろんこれに対しての打つ手がないわけではないです。一つは、ダナン等の出身で一度ホーチミンなどへ学校や働きに出て行ったものの、実は地元の近くで働きたいと思っていたような人材が、戻ってくるケースです。これまでは十分な仕事が無かったけれども、仕事があるならば戻ってきたいというようなニーズはあるようです。また、ダナンにも、ダナン工科大学などの優秀な大学がいくつか存在しており、そこからの優秀なエンジニア志望の学生の囲い込みももちろん考えられます。

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また、すぐ近くにビーチがある場所で働けるのはエンジニアにとっても、リラックスしながら働ける絶好の場所なのではないでしょうか。

ダナンの開発チームをご紹介!

上で、大手のIT企業がダナンに来ている!ということを書きましたが、もちろん大手企業だけではありません。小〜中規模ながらダナンで強い開発チームを築き日本向けに開発事業などを展開されているIT企業があります。私が実際にダナンでお会いした2つの開発企業をご紹介します。

Asian Tech

代表のホアン氏は、日本のソフトウェア会社とOKWaveに長年勤めた後、自国のベトナムで貢献したいとの思いから帰国し会社を立ち上げました。現在は、日本企業向けのオフショア開発事業、BPO事業、そして自社でECサイトを運営しています。

ホアン氏

まだ企業規模は小さいものの、日本での経験を元に、仕事に対するマインドや日本のやり方などを含め、丁寧にメンバーを育てる体制を構築しています。また、ホアン氏は日本で多くのサービス開発に携わってきた経験から、品質はもちろんのことベトナムという離れた地域での開発でも日本のお客さんに不安を与えないような仕事の進め方で定評があります。

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デジタルシップ

ダナンソフトウェアパークという、ベトナムダナン中心部にあるIT企業の集まるビルにオフィスを構えられ、現在約50名ほどの体制で日本企業向けにスマートフォンのアプリやWebアプリの開発を中心に行っています。IBMで開発の経験を積んだ人物を含め優秀なブリッジSE、そして日本語⇄ベトナム語の通訳者が、日本向けの開発をする上で重要な役割を担っています。日本語のクラスが社内で開かれているなど、ベトナム人の社員の方々は日本への関心も強いようですが、私が伺ったときにも非常にフレンドリーに接してくれたのが印象的でした。代表の矢澤氏は、ダナンを最初に訪れたときに「ここだ!」と感じたそうで、「ベトナムの人=労働者というかたちではなく、日本のいいところは取り入れつつ、共に世界へ向けて発信していきたい」と仰っていました。

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YUKA NUNOI /
ぬのちゃんと呼んでください。よく、人間ではない様々な生き物(あるいは生き物じゃないもの)に似ていると言われる。世界の行く先と、そこでどう行動すればいいかについて、皆さんと考えていきたいです。好きな国はウガンダ。