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(まとめて図解)加速するソフトバンクのインド企業への出資

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元Google最高事業責任者がSoftbankへ

Googleで欧州事業や最高事業責任者などのポストを担っていたニケシュ・アローラ氏。そのニケシュ氏が10年間勤めたGoogleを退職し、ソフトバンクに参画というニュースが今夏駆け巡りました。ソフトバンク社のバイスチェアマン、アメリカに新設したSoftBank Internet and Media社のCEOに就任したようです。

ニケシュ氏就任後の投資先

そして、このSoftBank Internet and Media(SIMI)が早速大きな動きを見せています。ニケシュ氏が本格的に参画した10月以降、22日インドネシア最大級のマーケットプレイス「Tokopedia(トコペディア)」への出資(セコイア・キャピタル等と)、28日インド最大級のマーケットプレイス「Snapdeal」、インド最先端のタクシー配車サービス「OLA」と立て続けに大型出資を発表しました。

▼Tokopedia(トコペディア)
Jual Beli Online Aman dan Nyaman   Tokopedia
インドネシア最大のオンラインマーケットプレイス。Tokopedia上でユーザーは無料でオンラインショップを開くことができます。安全な取引を担保するために、商品を受け取り後支払いが完了する仕組み等を採用しています。現在サイトの月間訪問数は推定で500万程。

Tokopedia

▼Snapdeal(スナップディール)
Snapdeal.com  India s Largest Online Shopping Site  Bachatey Raho
Snapdealは、インド最大級のオンラインモール。5万人を超える販売業者によって500万点以上の商品が売られ、インド内の5,000以上の市や街に配達が可能です。現在ユーザーは2500万人以上。2013年にはモバイルアプリもリリースしており、現在は60%以上がモバイル経由での注文となっているそう。これまでにもeBayを含め複数の投資を受けています。

Snapdeal

▼OLA(オラ)
ola
OLAはインド国内のタクシー配車サービスで、利用者とドライバーを繋ぐことをコンセプトとしています。アプリでタクシーをすぐに予約でき、オンライン上で支払いも完結させることができます。インド19都市でサービスを展開しており、3万3千台以上の車両を配備しているそうです。

OLA

インドの未来に投資を

現在の投資先を見ると、ニケシュ氏の出身であり、今後の成長が大きく見込まれるインドへの投資が目立ちます。27日にインド、ニューデリーにてソフトバンク孫社長がインド通信・IT大臣との会談で「インドに100億ドル投資する」と表明したそうです。SnapdealやOLAだけでなく、今後も大きな投資が実現しそうですね。

ソフトバンクのリリースの中でニケシュ氏は、インド市場のポテンシャルについて以下のように述べています。
「インドはインターネット人口が世界 3 位であるものの、E コマース市場規模はあまり大きくありません。この状況はインドには、より良く、早く、安いインターネット環境が構築されれば、大きく成長する可能性があることを意味します。このたびのソフトバンクの出資は、インドの未来の ITに向けたインフラ構築への貢献につながります。」

これまでもソフトバンクはインド投資は積極的で、バーティグループとの合弁企業BSBはいくつかの有力インドベンチャーに投資しています。また、ソフトバンク以外にもサイバーエージェントもインドを注目しており、インドのこれからに目が離せません。

参考:【インタビュー】東南アジア市場を「見る目」—サイバーエージェント・ベンチャーズ鈴木隆宏氏

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TAKANORI OSHIBA / Writer (East Ventures Fellow)
2014年に創業時から参画していた某ベンチャーを退職し、現在はEast Venturesを中心に活動中。サイト制作とブログ運営が趣味。「インターネット界隈の事を調べるお」などを運営中。世界史と地理が好き。スヴァールバル諸島に興味がある。