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曖昧なブレストはやめ!相手の”意識下潜在情報”を搔き出すヒアリングのポイント

Boy and girl talking to each other at school

人に埋もれた” 意識下潜在情報”

アプリやサービスの開発をする場合に企画者や関係者の中には漠然とした”アイデア”とか”考え”とか言われるものがあります。そういうものを”意識下潜在情報”とでも呼びましょう。この意識下潜在情報を自分で文章や絵にすることが出来る人は意外に少ないものです。そこで、この意識下潜在情報を浮上させるテクニックが必要になります。

意識してない情報のヒアリングは「・・・・」

企画の立ち上がり時期などで「ブレーンストーミング」と称して会議を行うと、大抵意見が発散して雑多な情報の羅列になって終わってしまいます。意見が出てくればまだしも、漠然とした状態のために意見が出て来ないなんてこともあり得ます。会議をしても探り合いで終わるなんてこともある訳です。半分の出席者が一言も発することなく打合せを後にすることになるでしょう。どうすればこの様な場で意識下潜在情報を表に出すことが出来るでしょうか?

最初の質問は簡単に答えられる具体的なことから

それは最初から曖昧な漠然とした疑問から発するからです。どんなサービスにしましょう?どうすればいいですかねぇ?など漠然とした考えを漠然とした質問で引き出すのは至難の業です。それよりも簡単に答えられることから始めましょう。

ー誰が使うか決まっているの?
ーいつ使うか決まっているの?
ー他に似ているものはあるの?
ー誰が使うの?
ーいつ使うの?
ー似ているものとの違いは何?

はじめは「YES/NO」で答えられることからはじめて、徐々に具体的なことを聞いていきます。人間は短時間でも「慣れ」たり、「乗って」きたりするもので、「YES/NO」で簡単に答えることに慣れてくると、具体的な質問にも答えられる様になります。

具体的な事実を聞き出したら「なぜ?」「なぜ?」「なぜ?」

さて、具体的なアイデアを引き出したらもう一踏ん張り。「なぜ、そうなのか」を繰り返し聞いていきます。

ー何故、その人が使うのか?
ー何故、その時に使うのか?
ー何故、その似ているサービスではダメなのか?

ここで引き出された理由にはそのアイデアを裏付ける力が宿っているはずです。本当に引き出したいのはこの「理由」です。表面的なサービスは実際は色んな情報が捨象された「着飾られたアイデア」なので、あまりシャープではないことが多いものです。しかし、この様なStepで引き出された意識下潜在情報の生の考えは説得力を持ち得ます。それを明確にしておけば、企画を進めている上で何か変化があったとしてもブレることなくアイデアを発展させていけます。

このプロセスは何もみんなでやる必要もありません。自分1人で自問自答してアイデアを高めるためにも使えます。ノートでもメモでもワープロでも何でも良いので、自分に質問して答えを書きはじめてみて下さい。2時間もやってみると頭の中がすっきりしますよ。

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KENTARO FURUKAWA / Project Manager
業務システムからスマホアプリ開発まで多様なシステム開発現場でプロジェクトマネージャをつとめる。ICタグシステム開発のベンチャーや物流会社の経営企画などで、事業開発や事業改善を主導。現在はフリーのプロ・プロジェクトマネージャとして活躍。