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【受けてみた】ウェブ解析の基礎を学ぶための資格まとめ

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セカイラボでディレクターやってます岸です。2級知的財産管理技能士という国家資格を持っています。

今回はWebマーケティング分野の中でもウェブ解析に関連した3つの資格「ウェブ解析士」「Webアナリスト」「GooglePartner”Analytics”」を紹介します。実際に受けてみた感想も載せているので、これから受けようと思っている方の参考にもなると思います!

資格を取得する3つのメリット

まずはこれらの資格を取得するメリットをご紹介

体系的に学ぶことで、知識の土台が作れる

あなたがウェブ解析でしたいことを叶えてくれる方法やワザは、ウェブにたくさん載っているので、ウェブ解析の基礎を学ぶ必要はないと思われるかもしれません。しかし、小手先のワザだけを身につけてアクセス解析の基礎を知らないでいると、間違った仮説検証や提案をしてしまうかもしれません。

第三者の評価だから、相手から信頼してもらえる

実務で使えるかどうかはさておき、資格を持っていれば最低限の知識を持っている人間だとわかります。今回紹介するのは民間資格なので、資格を持っているだけで仕事は来ません。ただ「無いよりはあった方が良い」と思います。あとは、名刺に「上級ウェブ解析士」「Webアナリスト」と書いてあったら、ちょっとカッコイイでしょう?

コミュニティに入ることで、仲間が増える

これが一番大きいと思います。後述しますが、ウェブ解析士に合格した際に講師が運営するグループに入りました。ウェブ解析について気軽に質問できる、同じ分野で頑張っている仲間ができるというのは、とても心強いことだと思います。資格を取得すればコミュニティへの参加やイベントなど、仲間を増やせる機会が多くなります。

では、ウェブ解析に関する3つの資格を紹介します。

ウェブ解析に関する3つの資格

WACAのウェブ解析士認定講座

解析系で有名な資格といえば、一般社団法人ウェブ解析士協会が発行する「ウェブ解析士」です。7000人以上が受講しており、社内研修にも使われています。初級・上級・マスターの3つのクラスがあり、上級まで受講するとアクセス解析やデータ分析を基にした、Webサイトのコンサルティングの基礎が身につきます。初級講座の受講やテキストを読むだけでも、アクセス解析の基礎を中心にウェブ解析を体系的に学ぶことができます。

費用

※下記は2015年1月1日の価格変更後の価格です。

初級ウェブ解析士 講座+試験+テキスト+認定 32,400円(税込)
上級ウェブ解析士 講座+試験+認定 86,400円(税込)
ウェブ解析士マスター 324,000円(税込)※私は未受講です。
※上記は2015年1月1日の価格変更後の価格です。
※正式な価格は必ず本サイトをご確認ください。

受けてみた感想

合格自体のハードルはそこまで高くありませんでした。テキストと講座の内容をしっかり理解していれば、試験や課題レポート作成はクリアできます。ウェブ解析士はテキストと講座が体系的にまとまっているので、これまで業務上で断片的に得てきた知識が全てつながる感覚を味わえます。

また、上級ウェブ解析士に合格した後は、講師が運営するメーリングリストに入ることができ業務上の相談を行うことができます。初級・上級講座で一緒になった人たちは、合格後も継続的に連絡をとっていて何か悩みがあったときに相談できる心強い仲間になっています。ウェブ解析士講座は、資格取得の3つのメリットを満たしている、受けて良かったなと思えた講座でした。とてもオススメです。

こんな人にオススメ

アクセス解析を体系的に学びたい人。ウェブ解析で戦略や施策を提案できるようになりたい人。
2015年1月からカリキュラムが変わり、上級講座がより実践的な内容になるそうです。

ウェブ解析士認定講座

JWSDAのWebアナリスト検定

2013年2月に生まれた資格が、一般社団法人日本Webソリューションデザイン協会が発行する「Webアナリスト」です。ベーシック・アドバンス・スペシャリストの3つのクラスがあるようですが、2014年12月現在はベーシックしか受講できません。最近のカリキュラム改訂によってWeb解析からデジタルマーケティングを中心の内容になりました。ウェブ解析士に比べて内容が易しいので、新任のWebマーケティング担当者にとって嬉しい内容になっています。その分、ベーシックではウェブ解析士に比べてアクセス解析やデータ分析、これらに基づいた戦略策定に関する項目は少ないので注意が必要です。アドバンスやスペシャリストでは、施策提案や戦略策定の項目が盛り込まれると思います。

費用

ベーシック 講座+テキスト+試験 25,920円(税込)
※アドバンスとスペシャリストは不明
認定・認定証発行手数料 10,800円(税込)
※正式な価格は必ず本サイトをご確認ください。

受けてみた感想

試験会場の関係かもしれませんが、ベーシックに関しては「Web業界に就職するための」資格のように感じました。私はテキスト+試験のプランにしたのですが、テキストの価格が高いわりに送られてきた現物は安っぽく、誤字脱字もあり残念な印象を受けました。また、試験だけを受けたので周りとの交流もなく、私のプランでは資格受講のメリットを得られませんでした。ウェブ解析士よりもマーケティング寄りだったので、マーケティング分野の知識の補填になりました。アドバンスやスペシャリストの開講と講座内容を期待しています。

こんな人にオススメ

Webディレクター、広報・販促担当者、小売・一般企業のWeb担当者で、ウェブ解析に基づくマーケティング知識を得たい人。

Webアナリスト検定

GoogleのPartners認定資格「Analytics」

GoogleAnalyticsについて一定の知識があることを証明する資格です。以前は「Google Analytics Individual Qualification(GAIQ)」という名前だったと思うのですが、私が受験した2014年11月時点でこちらに変わっていました。1試験90分で全70問、合格基準は80%です。受験から証明書の発行まで全てWeb上で完結しているので、すぐに受験ができ結果がわかります。

費用

無料
※正式な価格は必ず本サイトをご確認ください。

受けてみた感想

仕事でGoogleAnalyticsを使っていることと、上級ウェブ解析士に合格した後だったので、特に難しいと感じることなく合格しました。eコマースに関する問題があるので、取り扱ったことのない方は事前学習をした方が良いです。また、この資格を取得したからといって、GoogleAnalyticsをバリバリ使えるようになるわけではありませんが、レポートの間違った見方は減ると思います。

こんな人にオススメ

仕事でGoogleAnalyticsを使っており、自分に知識があるか腕試しをしたい人。

GooglePartners

まとめ

ウェブ解析士はコンサル系、Webアナリストはマーケ実務系

Webアナリストはベーシックしか開講していないので明確な比較はできませんが、ウェブ解析士はWeb戦略全体のコンサルティング、Webアナリストはマーケティング担当者の実務に活かせる内容だと思います。どちらを受けるかは資格取得の目的とカリキュラムを照らしあわせて決めましょう。GooglePartners「Analytics」は腕試しなので、自分の理解度を確認するために受講してみてください。

資格取得だけでは意味がない

これらの資格を取得したからと言って、レポートがバリバリ作れるようになったりGoogleTagManagerを簡単に扱えるようになるわけではありません。すぐに実務に活かせるスキルを得たいなら、そのようなセミナーに参加したほうがいいです。ただ、体系的に知識を得た後は、実務における思考や判断・仮説や施策立案のスピードが確実に上がります。私は上がりました。資格取得は目的ではなく手段の一つなので、目的を明確にした上で、実務にどのように活かすかをイメージし受講しましょう。

おまけ

Markezineが提供している「アクセス解析実力診断テスト」というのがなかなか面白いです。受けたからといって資格が発行されるわけではありませんが、GooglePartners「Analytics」よりも範囲が広いので、アクセス解析に関する自分の理解度を確認したい方は、まずこちらをオススメします。

アクセス解析実力診断テスト

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YASUHIRO KISHI / ディレクター・上級ウェブ解析士
セカイラボの何でも屋。主にディレクター。たまにエンジニア。理系眼鏡。読書とアニメ鑑賞が楽しみ。好きな国は台湾とカナダ。