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アジアの国々の賃金やプログラマー単価を比べてみた

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たとえ日本の経済成長率が、ここしばらく低かったとしても、他のアジアの国々と賃金などを比較してみると、日本は紛れもない先進国なんだということを、実感させられます。むしろ、「こんなにも!?」と、その差に驚くほどです。

▼こちらは、アジア諸国の2000年〜2014年の経済成長率

経済成長率の推移 - 世界経済のネタ帳

改めてですが、アジア諸国の最低法定賃金、非製造業の一般的な職種の平均賃金、そしてWeb系プログラマーの人月単価について調べまとめてみました。

最低法廷賃金

まずは、法廷最低賃金をJETROの「投資コスト比較」にて調べてみました。

法廷最低賃金

日本は、時給表記、その他の国は月給表記だったものを、20営業日×8時間として計算したため誤差がありますが、おおよその値として見てください。日本も、東京と沖縄とで差があるように、中国では上海と青島、ベトナムではホーチミンとダナンというように地域差があります。

これを見ると、ベトナムのホーチミンとダナン、インドのムンバイがだいたい同じくらいで、日あたりの最低賃金が約6米ドル。東京と比べると、10分の1くらいだということがわかります。日本の次に高い上海でも、東京の約5分の1という差が出ています。

非製造業一般職の平均賃金(月額)

次に、非製造業の一般職の平均賃金を比較してみました。

一般職平均賃金

最低賃金の比較では、ミャンマーが「データなし」だったのですが、一般職賃金では東京と比べミャンマーが10分の1ほどの賃金になっています。ちなみに、製造業のエンジニアの賃金を東京とミャンマーで比較すると、49倍という驚きの差が出ています。

また、面白いのは、同じベトナムでもホーチミンとダナンでは、倍くらいの差が出ているということ。先日ダナンについてはソフトウェア産業の注目地としてご紹介しました。

プログラマーの人月単価

最後に、気になるWeb系プログラマーの人月単価を比較しました。
日本ではWeb系プログラマーの人月単価は平均70万円〜80万円程度と言われていますが、アジアの他の国については以下のとおりです。

中国(内陸部):20万円〜40万円など
ベトナム:17万円〜25万円など
フィリピン:30万円など
インドネシア:20万円など
インド:20万円など
ミャンマー:15万円など

セカイラボに登録されている開発チームの情報を元にまとめていますが、情報が少ないため、あくまで参考程度に見ていただければと思います。(こちらは随時アップデートしていきます。)

差をどう「上手に」活用するのか

こうして比較してみると、むしろ日本の高さにびっくりしてしまいます。しかし、重要なのはもちろん、「安さこそすべて」ではないということです。アウトソーシングする・しないの基準はもちろん、総合的にみて最適な効果が出せるかということです。価格ももちろん一つの要素ですが、スピード、間接コスト、仕事のしやすさ等々、総合的にみて判断しなくてはなりません。

ただ、同じコストをかけるなら、より良いパフォーマンスを出せる方法を選ぶべきなので、例えばプログラマーのコストを下げた分、逆に企画に関してはある程度のコストをかけていくといったことが今後は重要になるかもしれません。なぜなら、「コスト勝負」だけでは限界があり、価格以外の部分での差別化が一層大事な時代だからです。

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YUKA NUNOI /
ぬのちゃんと呼んでください。よく、人間ではない様々な生き物(あるいは生き物じゃないもの)に似ていると言われる。世界の行く先と、そこでどう行動すればいいかについて、皆さんと考えていきたいです。好きな国はウガンダ。