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チャット、スケジュール、タスク・・・バラバラなツールを一元化。新しいグループウェアTeamOnの世界への挑戦

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TeamOn(チームオン)は、日頃の仕事に必要なスケジュールやタスクの管理、グループチャット・ビデオ会議・ファイル共有といった業務を一元化できるクラウドサービスです。
2015年10月にリリースしたばかりですが、複数の海外の展示会に出展するなど積極的な展開を見せている同サービスについて、株式会社フレクションコンサルティングの代表取締役松明氏にお話を伺いました。

バラバラになったツールを一元化したかった

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——まず、このサービスを始めようと思った経緯について教えてください

様々なサービスが登場した結果、逆に効率が悪くなってしまっているのでは?と感じたことがきっかけですね。

弊社でも2001年の創業以降、GoogleカレンダーやSkypeなど、様々なWebサービスを積極的に社内に導入していました。ただ、それぞれのサービスはとても便利ですが、タスク管理はこのサービス、スケジュール管理はこのサービスでといった形で情報がバラバラになってしまって、情報共有がしづらい環境が生まれてしまいました。

このような状況を受けて、それなら日頃よく使う機能を一つのサービスにまとめた方が効率的であるはずという思いから始めたサービスがTeamOnです。また、自分の中では中小企業の方々が使いやすいと感じるようなグループウェアを作りたいという思いもありましたね。

時間軸の共有がキーワード

——他の情報共有サービスとの違いはどこにあるのでしょうか?

TeamOnの特徴の一つに、「時間軸の共有」という点が挙げられます。ユーザーはタスクをより自然に管理ができると同時に、それに関わる社員らもタスク管理が楽になるといったメリットがあります。

それを実現するものとして、TeamOnには「①スケジュール」・「②タスク」・「③チャット」・「④プロジェクト」という機能があります。

①スケジュールは、Googleカレンダーのような機能に加えて、複数人で同じ予定を共有している場合はボタンをワンクリックするだけで、メンバー間のチャットができ、さらにスケジュールも素早く調整できます。

②タスクに関しては、従来のタスク管理ツールよりも、チームで利用しやすいように配慮し設計しています。タスクを起点にコミュニケーション(チャット)できる点、ボタン一つでメンバーの抱えているタスクの数や進捗度合いがビジュアルでわかるようになっている点が特徴です。

タスクを起点にしたコミュニケーション

タスクを起点にしたコミュニケーション

③チャット機能では、社内でのグループチャットに加えて、外部のユーザーを無料で追加招待できるので、「顧客とのコミュニケーションツール」としても利用できます、また1クリックでファイル共有、インターネット電話※やビデオChat※も無料でご利用いただけます。(※PC版)

④プロジェクトに関しては、会社全体のスケジュールが一目でわかるようにする目的でつけた機能です。仕事の期限が明確になっている場合に使うと便利です。

ユーザーは、出勤時に「①スケジュール」→「②タスク」→「③チャット」といった順で確認してもらえると一日の流れを把握できると思います。

――TeamOnの開発は何名で行っているのでしょうか?

開発当初は4名でしたが、現在は実質メイン1名とサポート1名です。弊社は受託開発も行っているのですが、受託開発を担当するチームと、TeamOnを担当するチームの2つに完全に分けています。受託開発と自社サービスでは業務フローも異なるので、チームを完全に分けた方が効率的だと思ったからです。

海外で芽生えたチャレンジへの思い

――ロンドンやサンフランシスコなど、海外の展示会に積極的に参加されているようですが、海外での反応はどうでしたか?

海外の方も、日本の場合と同じように複数のサービスをバラバラに使っているようで、それに対して不便に感じている人も一定数いることがわかりました。

私の考えでは、たしかにアメリカなどでは圧倒的な存在感を持つタスク管理ツールなどが存在しており、皆それを使っていますが、実は、様々な機能を一つにまとめたサービスがないから既存のサービスを使っているだけで、TeamOnのようなサービスのニーズはあるのではないかと手応えを感じています。

Google Apps が便利だからスタートアップのニーズはないのでは?といった意見もありました。しかし、単に有名なサービスに依存している状況は効率的ではないのでは?という疑問も抱いたので、そこにチャンレンジしていきたいという思いが湧きました。

一方で、文化の違いも事実としてあるでしょう。例えば、アメリカは、プライバシーを尊重するので同じ会社の仲間でも、スケジュールを知らないといったことが普通にあるようですしね。TeamOnはそういった文化に対する挑戦ともいえますね。

――ちなみに海外ではどのような情報共有サービスが人気なのですか?

アメリカではGoogle Appsに加えて、コミュニケーションツールとしてはSlackが大人気ですね。ロンドンでもSlackの人気が徐々に高まりつつあります。去年訪れたインドネシアでは、当時はAsanaが人気でしたが、今はまた状況が変わっているかもしれません。

――最後に、今後の展望を教えてください

10月にリリースしたばかりのサービスなので、まずは日本でのユーザー獲得に注力するつもりです。大手企業との提携も模索しながら、今後は社内インフラとしてTeamOnを導入してくれるように努力します。海外に関しては、英語圏やアジアを中心に展開していきたいですね。

取材担当から一言

松明氏はインタビュー中、「TeamOnはグローバル展開を意識しているので、出勤管理など日本にしかない習慣を機能として実装するつもりはない」とおっしゃっていました。セカイラボタイムスでも様々な情報共有サービスを取材させていただいていますが、類似のサービスでも、メインターゲットや国に応じてローカライズを進めていきたいと考えているものと、逆にローカライズをあえて意識していないものに分かれていると感じました。どちらにもメリット・デメリットがあると思いますが、日本産のサービスも競争しつつ、SlackがDAU100万人越えを果たすなど世界中を席巻しつつある中で、まだSlackがそこまで拡大していない日本・アジア市場を中心に拡大していってほしいなと思いました。

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sekai-labSEKAI LAB TIMES(セカイラボタイムス)は、アプリ・Webサービス開発を世界中のエンジニアチームに依頼・発注できるグローバルソーシングプラットフォーム「セカイラボ」が運営しています。詳しくはこちら


MAITO NAGASHIMA / Internship
セカイラボでインターン中の学生です。社会人に間違えられることが多いですが、大学生です。グローバル化が進む時代をどう面白く生きていこうか思索しながら、バイト先の映画館でポップコーンをつくる日々を過ごしています。好きな国はスウェーデンです。