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遂に日本法人設立!Facebook、GoogleとTwitterに次ぐ広告配信規模を誇るモバイル広告会社が支持される理由とは

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2012年にアメリカで創業されたAppLovin(アップラビン)。競合ひしめくレッドオーシャンのスマートフォン広告市場で、後発サービスであるにも関わらずモバイル広告の分野においてはFacebook、GoogleとTwitterの3社に次ぐ広告配信規模を誇っています。
そんなAppLovinについて、GREEで複数の事業立上げやアメリカ拠点立ち上げを経験された後、AppLovinにご参画された林宣多氏に、サービスの特徴や支持される理由などを語っていただきました。

創業当時の想い

――初めにAppLovinについて教えて頂けますでしょうか。

弊社はスマートフォンアプリでもターゲティングされた関連性のある広告を、適切なタイミングで、適切なユーザーに届けたいという想いから創られた会社です。

弊社の創業当時、クッキーが使えないアプリ広告において、アドテクノロジーを使ったターゲティングやキャンペーン最適化ができている事業社は弊社以外にいませんでした。

事業としては、スマートフォン向けのアドネットワークとDSPを組み合わせたマーケティングプラットフォームを提供しています。スマートフォンのアドネットワークですとディベロパー向けの機能や広告主向けのアナリティックスなどを付加価値として提供する事業者も多いですが、弊社は広告主には広告効果の高い広告配信を提供し、ディベロッパーには収益力のあるソリューションの提供に特化している点が特徴です。

創業4年でFacebook、TwitterやGoogleに次ぐ広告配信規模に

――競合がひしめくスマートフォン広告ですが、後発にも関わらずビジネスの方はかなり堅調に伸びているとお見受けします。

各エリアで順調に伸びています。アメリカでの規模は、Facebook、TwitterやGoogle以外だと一番規模の大きい広告ソリューションにまで成長しました。2年前にヨーロッパへ進出し、アジアに関しては日本と中国に約1年前に拠点を設立しました。このたび、日本およびアジア圏において成長を加速させることを目的として、日本法人を設立しました。

--GoogleやFacebook、Twitterに次ぐ規模とは凄いですね。成長していった要因は何が大きいとお考えでしょうか?

スマートフォンのアプリ広告の世界は常に正解がなく、各事業者の仕様などもバラバラなので、弊社は常に「Test fast, Fail fast」の精神で、仮説を試してダメなら別の仮説を試す、上手くいけばプロダクトとしてスケールさせる、ということを地道にやってきた結果だと思います。

また、提供する広告フォーマットに関しては、広告効果が高くてスケールできるものを取り込み、常にイノベーティブに進化してきています。例えば、もともと静止画のインタースティシャル広告がメインでしたが、現在はビデオが主要フォーマットになりました。約2年前、マーケットが効果の高いビデオ広告にシフトしてきたタイミングで、弊社も短期間でビデオに注力することにしました。また、プレイアブル広告は数年前に出てきた後下火になっていましたが、やはり効果が高いということで最近いくつかのキャンペーンでテストしています。

ただ、むやみに新しいフォーマットや機能を取り込むのでは無く、今よりも未来に価値があるのかどうか、スケールできるのかを軸にプロダクト戦略は考えています。

マーケターの真のニーズを捉えたソリューションに

――日々、マーケターのことを考えてより良いものを取り込まれているんですね。

はい、依頼頂く広告主は、詰まるところユーザーにアプリを継続利用してもらうことや課金してもらうことが目的だと思います。弊社としてはそういった各キャンペーンの本当のゴールを達成できるようアルゴリズムを設計しています。

また、最適化部分を全て自動化させており、人間によるマニュアルな運用なしに、効率的にキャンペーンを拡大できるプラットフォームを提供しています。考え方はシンプルですが、スマートフォンアプリの世界できちんと実現出来ていることが弊社の強みです。

――販促・プロモーションのために広告を活用したいマーケターって多いと思いますが、クリエイティブ面でハードルが高いような気がします。その点はいかがでしょうか。

Facebook、GoogleやTwitterはもちろん良いソリューションなので使うべきだと思います。ただ、どのような広告主でも簡単に広告出稿できるかというと、ターゲティング設定が複雑だったり、要求されたクリエイティブサイズがなかったり、さらに動画を持っていないなど、色々な課題があると思います。弊社の場合、出来る限り出稿までのプロセスをシンプルにしてどのような広告主でも出稿できるようにツールや環境を用意しています。

例えば、予算の少ない広告主にとって動画を作るのは大変だと思います。その場合、弊社ではAppStoreから取ってきた画像を使って動画を作成でき、配信までできるツールをプラットフォーム内で提供しています。もちろん数十万円から数百万円かけて作成する動画のクオリティとは異なりますが、誰もが動画広告という効果の高い広告フォーマットで出稿ができることが先ずは重要だと思っています。ツールを使って頂くとわかると思いますが、直感的に使えるUIのため、規模の小さな企業であっても大手と同じように広告配信できる機会を提供できると考えています。

アプリやWEBサービスの海外展開もサポート

――話が変わりますが、アプリのグローバル展開もサポート頂けるのでしょうか。

弊社は、全世界でキャンペーンを配信しています。例えば、日本のディベロッパーのゲームで台湾にたくさんユーザーがいますとか、中国でストアにフィーチャーされて中国のユーザーが急に増えましたなどの事例は増えており、海外ユーザーを保持しているメディアの収益化にも貢献出来ています。

個人的な想いですが、私はGREE在籍時には日本企業としてアメリカ市場で成功するという強い想いをもって出て行ったこともあり、海外進出する日本のディベロッパーがどんどん増えて、その成功を影でサポートできればと思っています。

――海外をご経験されている林様から見て、海外進出を果たそうとしている日本企業でもっとこうした方が良いなど思ったことはありますか?

時々もったいないと思うことは、キャンペーンの効果が良いので、パフォーマンスを維持した上でまだまだ拡大できるタイミングで、追加投資の判断がすぐにできずモメンタムを逃してしまうケースです。

アメリカや中国の会社だと一定のKPIを満たしていれば予算上限なしで投資してくるところが多くある中、タイミングを逃してしまうとすぐに似たようなアプリが出てきたりトレンドが変わったりで、前と同じようには取れなくなってしまいます。日本企業でもそう言った海外の企業ようにアグレッシブに広告戦略を推し進めていく会社が出てきて欲しいと思います。

今後の展開について

――今後の展開について教えてください。

1つは配信最適化アルゴリズムにより磨きをかけていくことで、マーケターのキャンペーン最適化の工数を減らすことです。

キャンペーン最適化自体は人間よりシステムの方が優れていると思いますので、最適化はこちらに任せていただき、マーケターにはクリティブな部分により時間を割いていただけるようになればと思っています。

もう1つは、IOTやスマートTV、VR関連デバイスなどスマートフォンに限らずインターネットの広告在庫がどんどん増えていきますので、出来る限り多くの世の中の在庫を統合したプラットフォームを作りたいと思っています。

例えば、アメリカではスマートTVの存在感が増していますし、また、テクノロジーの進化で余裕時間ができスマートフォンを使う時間も増えてくると思います。こうした環境変化にはきちんと対応し、マーケターの負担を増やすことなく、より多くのプロモーション機会を提供できればと思います。実際にAppleTVに関しては業界で最初にSDKを投入しました。AppleTVは、アメリカでは認知も広がり利用する人も増えてきました。AppleTV用にアプリ作るディベロッパーはまだ少ないですが、是非積極的に検討していただき、弊社としても収益化をサポートさせていただきたいと考えています。

担当者後記

AppLovin(アップラビン)は、創業当初の想いである「ターゲティングされた関連性のある広告を、適切なタイミングで、適切なユーザーに届けたい」を一貫して突き詰めている会社です。
広告主(マーケター)にとって必要だと思えることだけに着手する、かつ、「Test fast, Fail fast」という考えのもと推進していくプロダクト戦略は、シンプルで重要な考え方であるものの実践することが意外と難しいことだと思います。AppLovinはこうした戦略を突き詰めてきたからこそ、創業から4年間という期間で成長出来たのではないかと思いました。
今回は日本国内での成長を加速させることを目的として日本法人を設立されます。広告戦略やプロモーション戦略でお悩みのマーケターの方はもちろん、海外展開などのマーケティングにお困りの方もぜひ一度検討してみてください!


Morito Nishimoto / Web Marketing Director
西本 守人(にしもと もりと)/1989年生まれ。東京都出身。           "サッカーに関わる仕事をする!"って決めるも高校2年で退部。退部後は専ら勉強をして、偏差値38から早稲田の教育学部へ入学。児童養護施設で働く親の影響を受け、人の生き方、キャリア(とお金)に興味を持つ。卒論テーマは"再生産される格差"。  新卒で人材会社に就職し、2015年にセカイラボ/モンスターラボへ中途入社。採用担当、プロデューサーなどを経て、現在はWEBマーケティングを担当。 採用とか調達ではない、人の生き方やキャリアに関わる仕事を、海外でやりたいと思ってます。