uncategorized

即戦力エンジニアを採用出来る!エンジニアインターンシッププログラム、PIITsの話。

Manager analysiert das Unternehmen

突然ですが、シリコンバレーで働くエンジニアの3割がインド人であることはご存知でしょうか?また、マイクロソフトのCEOのSatya Nadella(サティヤ・ナデラ)、GoogleのCEOであるSundar Pichai(スンダル・ピチャイ)やソフトバンクの元副社長Nikesh Arora(ニケーシュ・アローラ)も皆インド出身です。

こうした将来の会社を背負う人材やエンジニアを採用したいと考えていながら、採用に四苦八苦している経営者、マネジメント層や採用担当の方は多いのではないでしょうか。

今回はそうした方々に向けて、世界でもトップクラスのインド工科大学(以下、IITs)のコンピュータサイエンスの学生を、インターンを通して採用につなげるPIITsというプログラムを運営するWEB STAFFの町田さんにインド工科大学とその学生についてお話を聞いてきました!

世界トップクラスの大学で学ぶ優秀なエンジニアを採用出来るチャンスです。

欧米企業の進出で、テクノロジーが急速に発達

--まずインドに進出した理由を教えて下さい。

私達が運営するインターネットアカデミーというプログラミングやデザインが学べるWEB専門スクールをインドに展開しました。進出した理由は2つありまして、1つは人口12億人という巨大市場があること、そして、もうひとつは世界的IT企業が拠点を構えており、特にバンガロールはIT需要がとても高いことです。

--今のビジネスモデルになったのはどのような経緯があったのでしょうか。

WEBスクールの卒業生を企業に紹介するところから人材ビジネスが始まりました。ですので、デザイナー・フロントエンドエンジニアといったクリエイティブ人材に強みを持っていましたが、バックエンドの開発が出来る人材ニーズも頂くようになりました。

ご存知の通り、日本ではエンジニアが不足していて、この問題を解決しようと多くの会社が取り組んでいます。既にある人材派遣や斡旋とは異なる、外国籍エンジニアに来日していただく就業モデルに着目しました。
調査を進めていく中で、世界的に評価が高いIITsの学生に来ていただこうと考えて、今回のプログラムを立ち上げました。

インターンを通じて、優秀な学生を採用する

--PIITsのプログラム内容について教えていただけますでしょうか。

Project Indian Institutes of Technologyの頭文字を取ってPIITsと読んでいます。
IITsの夏休みの期間(5~8月の2ヶ月)を利用して、学生に日本でインターンシップをしてもらう、今期で2期目のプロジェクトです。
卒業後の就職先の1つとして、日本を選択肢の一つに考えてもらうことがプロジェクトのゴールです。受入側企業は、IITsの学生と接点を持った利点を活かして、最終的に採用に繋げることがゴールになります。

Googleで[インド工科大学]と検索すると、興味深いタイトルが並ぶ。

Googleで[インド工科大学]と検索すると、興味深いタイトルが並ぶ。

-- 数多あるインドの技術系の大学の中で、IITsを選ばれたのは何故でしょうか。

1つは、日本で最も知られているインドの大学であるからです。ニケシュ・アローラさんがソフトバンクに入社したり、今年3月の地上波で特集をやったり。他のインド国内の大学もハイレベルであることは知っていましたが、日本でも知名度が上がってきていましたので機会だと捉えました。

入学倍率は100倍を超えています。東京大学が3倍で、アメリカトップクラスのマサチューセッツ工科大学は8倍くらいだと言われています。厳しい競争を潜り抜けた優秀な学生が多いことももう1つの理由です。

日系企業の採用実績も多数

-- どのような企業に就職されるのでしょうか?

就職先はFacebookやGoogleのような超有名企業も含めて、IT企業に行く学生が多いです。過去、オラクルに2,200万円でオファーが出たというニュースがありました。
日系では、ワークスアプリケーションズ、Yahoo! Japan、楽天やソニーといった企業で採用実績があります。

-- インド人学生の特徴を教えていただけますでしょうか。

発展途上国ということもあり、国民一人一人のモチベーションが凄く高いです。「戦後の日本に近いのでは無いか」と例えた方もいらっしゃいましたが、自国の問題を解決して未来を変えるんだという意思を持っている学生が多いです。人間性というところでは、実直で素直な方が多い印象ですね。
インターネットアカデミーインド校に行くと全員がバッと立ち上がってお礼をしてもらえます。マナーを一度教えるとしっかり守るので、そういった所も優れていますね。

-- インド人学生は日本に対してどのような印象を持つのでしょうか?

今回の学生は「話には聞いていたが、実際に体験してみて凄かった」と、日本人の国民性に感銘を受けた子が多かったです。仕事面では、チームで仕事を進める環境で自分の能力を発揮していきたいと言う学生が多かったです。
日本の文化は彼らが育ってきた文化と180°違います。また、欧米文化とも異なりますので、自分のコンポートゾーンから抜け出して生活をしたいというチャレンジ精神の強い彼らにとっては魅力的な環境のようです。

即戦力のエンジニアスキルを持つ学生

-- 一方で、インターン受入企業からの評判はいかがでしょうか。

即戦力として見てもいいほどのスキルを持っているという評価をうけました。そこでは第一線のプロジェクトに参画させてもらっていました。
ベジタリアンが多く、食に適応することに苦労したという話があったくらいで、総じて大きなズレは無かったです。。

選りすぐられた学生のみが通えるIITs

選りすぐられた学生のみが通えるIITs

-- 最後にビジネスの目標を教えて下さい。

100名規模のインターンシッププログラムにしたいと考えています。その後は、IITs以外にも展開をしたいです。インドでのビジネスを展開することは大変ですが、とてもやりがいがあります。日本企業にも、インドにもとても有益なことですので、早く拡大させたいと思っています。

執筆担当後記

「きっとうまくいく」というボリウッド映画をご覧になったことはありますか?
インド工科大学を題材に作られた映画です。映画のときは微笑ましい大学だという印象でしたが、入学倍率が100倍。100万人の受験者のうち、1パーセントしか入学できないエリート学校というイメージに一気に変わりました。(寮や学校の雰囲気は映画の中のままとのことでしたが。笑)

小1時間、色んなお話を聞いていましたが、インドでオフショア開発経験がある経営者の方とお話をしたときにしきりに仰っていた「インド人エンジニアはとても優秀だった」という話が頭をよぎりました。その時は「ああ、そうなんですか」という反応しか出来ませんでしたが、今回のお話を通じて、何かしらの形で一緒にプロジェクトを進めてみたいなという想いが強くなりました。


Morito Nishimoto / Web Marketing Director
西本 守人(にしもと もりと)/1989年生まれ。東京都出身。           "サッカーに関わる仕事をする!"って決めるも高校2年で退部。退部後は専ら勉強をして、偏差値38から早稲田の教育学部へ入学。児童養護施設で働く親の影響を受け、人の生き方、キャリア(とお金)に興味を持つ。卒論テーマは"再生産される格差"。  新卒で人材会社に就職し、2015年にセカイラボ/モンスターラボへ中途入社。採用担当、プロデューサーなどを経て、現在はWEBマーケティングを担当。 採用とか調達ではない、人の生き方やキャリアに関わる仕事を、海外でやりたいと思ってます。