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チケキャンを支える新鋭Android職人 フンザ流インターン活用術とは?

大手ヤフー株式会社は、2016年から新卒一括採用を廃止し、ポテンシャル採用というかたちで新しい戦力を取り入れることに決めた。新卒採用をやめないまでも、優秀なインターンを招き、強力な戦力として活用しているIT企業は近年増えてきているようだ。

mixiグループの株式会社フンザが運営する、大手チケット売買サイト「チケットキャンプ」もまた、サービスの屋台骨を支える存在としてインターンが活躍しているという。今回は、その情報を確かめるべく、プロダクトマネージャー兼採用責任者の松浦氏(以下、松浦)とインターンの佐々木氏(以下、佐々木)にお話を伺ってきた。

前回の取材記事はこちら
『人気機能の提案者は、カスタマーサポートの女の子 業界No. 1チケットキャンプに聞くユーザーに最も近い開発の在り方』

2016年Google Playのベストアプリノミネート

ーー本日はよろしくお願いします。

松浦 よろしくお願いします。

佐々木 よろしくお願いします。

ーー前回の取材から約半年ほど経ちましたが、その後チケットキャンプはどのようなアップデートがありましたか?

松浦 大きな動きとしては、2016年7月にありがたいことにユーザー数が200万人を突破し、2016年11月にはApple Payへの対応や2016年のGoogle Play のベストアプリにもノミネートされました。

ーー絶好調ですね!

松浦 ありがとうございます。具体的な機能面で言えば、ユーザーから求められていることに地道に対応・改善をしてきました。例えば、ポイント機能や新着アラート機能のリアルタイム対応(お気に入りアーティストの新着チケットのお知らせ機能)、会場からイベントを検索する機能も盛り込みました。

新着アラートのリアルタイム対応

ーー会場からイベントを選べると新しい出会いがありそうですね。現在松浦さんはどのようなポジションにいらっしゃるのでしょうか。

松浦 主にプロダクトマネージャーと採用責任者を務めています。プロダクトの方向性を決めて、そのために必要な施策を考えてワイヤーフレームに落とし込み、エンジニア・デザイナーと共にとつくり上げていく仕事です。また、今後のチケットキャンプの成長を支える仲間を見つけて採用することも大切なミッションのひとつです。

プロジェクトマネージャー兼採用責任者の松浦氏

プロダクトをリリースする瞬間が好き

ーー今回のインタビューでは、御社のインターン人材の活用事例についてお聞かせいただきたいのですが、佐々木さんは現在どのような業務に関わってらっしゃるのでしょうか。またジョインするきっかけも教えてください。

佐々木 AndroidエンジニアとしてチケットキャンプのAndroidアプリの開発・運用を担当しています。

きっかけはmixiのインターン募集に応募したところからでした。元々高校時代からWeb制作を趣味でやっていて、将来的にはC to Cのサービス開発に携わりたいと思っていたのでmixiのなかでもチケットキャンプを希望しました。

Androidエンジニア インターンの佐々木氏

ーーなるほど。プログラミングのきっかけはWeb制作からだったとのことですが現在はAndroidアプリのエンジニアですよね。Webとアプリの面白さの違いはなんでしょうか?

佐々木 Webページは特にその傾向があると思うのですが、一期一会でしか出会わないページよりも、何度も画面を開いて所有をしている感じが好きだからアプリのエンジニアをやっているのかもしれません。何というか、プロダクト感ですかね。そしてそのプロダクトをリリースするタイミングも好きです。チケットキャンプはリリースのサイクルがとても早いので性格的にも自分に向いている仕事だと思います。

ーー所有している感じが好きというのは何となくわかる気がします。松浦さんから見て、佐々木さんはどのようなメンバーですか?また、どのような開発体制のなかで佐々木さんは活躍されているのでしょうか?

松浦 佐々木さんは、とにかくよく働きますね(笑)土日なにしてたの?と聞くと、当たり前のように「コード書いてました」と返してくるくらいエンジニア気質なんですよ。あと、特徴的な部分で言えばキャッチアップがとても早い。インターン入社時から毎週プロダクトチームで実施されるBacklog MTG(来週開発する施策を決めるMTG)に参加し、施策をゴリゴリ開発してくれています。

現在の開発体制は約12名(サーバー8名、クライアント4名、新規事業3名)で運営しています。開発手法はアジャイル型でWebは毎日、iOSアプリは隔週、Androidアプリは毎週リリースをするようにしています。プロダクトマネージャーとエンジニアが集まって開発進捗を共有する朝会を毎日行っているのも特徴のひとつですね。

サービスをいち早く改善するための工夫としては、Google Play の新着レビューをSlack(チャットツール)上で連携させて、ユーザーからの声を誰でも簡単に見えるようにしています。

自主的にキャッチアップ出来る能力が求められる

ここでしか得られない経験が魅力

ーーメンバー同士の連携もサービス成功の秘訣なんですね。佐々木さんは何故この環境を選んだのでしょうか?

佐々木 実はインターンが終わる2日前にフンザに残る(休学する)ことを決めたんです。通常は休学面談を挟むものなのですが、地元の金沢に戻って学校に休学届けを出して振り返れば1週間で全て手続きをしてしまいました。

ここで働きたいと思った理由は、実際にユーザーの反応がダイレクトに返ってくるサービス開発に携わっていることが刺激的だったからです。地元で得られる経験もよいと思いますが、東京で今しか得られない体験や経験を想像したら自然とこちらを選んでいました。

ーー自分の能力を自然と活かすことの出来る環境は魅力的ですよね。現在フンザでは新たにメンバーを募集中とのことですが松浦さんはどのような人材に入ってきてもらいたいですか?

松浦 インターンに関しては熱意を持った人が来てくれると嬉しいですね。こちら側が教えたことを2倍3倍にして返してくれるような自走出来る人を求めています。中途採用に関しては、フンザのビジョンでもある「世の中の文化となるウェブサービスを創る」ことに大きく貢献してくれる可能性がある人ですね。どちらにしてもサービスづくりへの情熱をみています。

ーー佐々木さんはどのような人と一緒に働きたいですか?

佐々木 自分はAndroid一本に絞って極めていこうと考えているので、同じ方向を向いて一緒に走っていける人が近くにいてくれたら嬉しいですね。はじめは自分でサービスをゼロから創ることがゴールだと考えていましたが、最近はそれだけじゃなくて既存のサービスをブラッシュアップしていくスペシャリストという在り方もいいんじゃないかと思ってきました。そんな悩みとか相談ごとも気軽に話し合える仲間がいてくれたら嬉しいです。

同じ目標を語れる仲間がいると頑張れると語る佐々木氏

ーーありがとうございます。最後に何かメッセージがありましたらよろしくお願いいたします。

松浦 フンザでは、チケットキャンプだけでなく、新規事業にも果敢に挑戦しています!世の中の文化となるウェブサービスを創りたい方はぜひ一度オフィスに遊びにいらしてください。ぜひお待ちしています!

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花岡 郁 / SEKAI LAB TIMES編集長
2代目SLT編集長。運営元のモンスター・ラボでは広報も担当。ITエンジニアの採用方法や人材不足に関する記事を執筆しています。好きな食べ物は馬肉。趣味は街を徘徊すること。声優ネタ、サブカルネタも好物です。お問い合わせはお気軽にこちらまで→ monstar-info@monstar-lab.com