グローバルソーシング

外国人ITエンジニア「日本語力育成プログラム」をヒューマンリソシアが導入 労働力不足に備え

日本のITエンジニア不足が叫ばれる中、ヒューマンホールディングス株式会社の事業子会社で人材サービス事業を運営するヒューマンリソシア株式会社は、「外国人ITエンジニア常用雇用型派遣サービス」を拡大するため、2017年2月より、「日本語力育成プログラム」を導入することを発表した。

これにより、高い技術力を持つ外国人エンジニアの日本語力を強化し、国内での就業をサポートすることで、外国人材の採用規模を拡大、2019年3月末までに500名のエンジニアを雇用し、国内企業に派遣することが大きなねらいだ。

国内だけではまかないきれない現状

近年、労働力不足を解消することを目的とした、生産性向上への取り組みが注目されているが、ITでの各先端分野(AI、IoT、ビッグデータ等)において2020年までに、約4.8万人分の労働力が不足すると言われている。※平成28年6月10日 経済産業省 商務情報政策局情報処理振興課「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果」より

そこで、同社は、先端分野での学習・研究・実務経験があるITエンジニアを世界各国より招致、自社にて常用雇用し企業に派遣する「外国人ITエンジニア常用雇用型派遣サービス」を2016年7月より本格的に開始した。

高い技術力と強い関心がある人材を育成

本プログラムは、就業前に日本語レベルを引き上げ、受け入れ企業が抱く日本語によるコミュニケーション不安を軽減させるとともに、外国人ITエンジニアの新しい職場環境への定着を促進させることを目的とし、「高い技術力」があり、「日本・日本語に対する強い関心と興味」があるエンジニアが、ビジネスシーンにて、「技術者同士での円滑なコミュニケーション」が取れるようになることを目指している。

育成は、約30年にわたる日本語教育の実績を持つ「ヒューマンアカデミー日本語学校」が担当。年間2,000名以上の留学生が通い、日本語教育にてトップクラスの実績を持つノウハウを生かし、短期間での育成をすすめていく方針だ。

カリキュラム例

ひとコメ

最近、ご挨拶させていただく企業様からは、「これまでは人件費のメリットがあったから海外人材を活用していたが、これからは特定スキルを高い水準で持っている海外人材だから活用したい」というお声をよく聞く。今後、日本国内のITエンジニア需要はますます高まっていくなかで、日本語が堪能な労働者が増えていくほど、IT分野での海外人材の活用もより活発になっていくだろう。


花岡 郁 / SEKAI LAB TIMES編集長
2代目SLT編集長。運営元のモンスター・ラボでは広報も担当。ITエンジニアの採用方法や人材不足に関する記事を執筆しています。好きな食べ物は馬肉。趣味は街を徘徊すること。声優ネタ、サブカルネタも好物です。お問い合わせはお気軽にこちらまで→ monstar-info@monstar-lab.com