スタートアップ

【行ってみた】IoT × 学生プレゼン!ブートキャンプ型合同インターン「Glowing CAMP」@DMM.make AKIBAレポ

近年、IoTやハードウェア関連スタートアップが魅力的なビジネスを展開しているなか、次世代を担う若きサムライを発掘する新プロジェクトが発足した。

株式会社DMM.comと海外合同インターン事業などを手がける株式会社Glowingは、ハードウェア・スタートアップを志す全ての方々の拠点となるモノづくり施設「DMM.make AKIBA」にて、2017年2月7日より、大学生を対象に3週間の集中講義で【IoTプロジェクト】の基礎から実践までを学べる無料ブートキャンプ『Glowing CAMP』を合同開催すると発表した。

大学生による、合計16日間のビジネスプラン作成訓練を経て、次世代を担う優秀な人材の育成、創出を目指し、日本の産業界全体の盛り上げることが目的だ。

今回は、キャンプ最終日(2月26日)に行われたプレゼン大会の模様をお届けする。

会場は、DMM.make AKIBA

ハードウェアスタートアップの拠点として、2014年にオープンした『DMM.make AKIBA』にて発表は行われた。

抜け目のないオサレ空間である。

プレゼンは、4人1チーム×7チームに分かれ、それぞれ自分たちの考えたビジネスプランを順番に発表していくというかたちで行われた。

①美×インターネット

まず最初のチームは、『美×インターネット』というテーマ。彼らの課題は、それぞれの人の体型や体質は異なるのに、本当に自分に合ったスキンケアや医療を行えていないのは問題ではないかという意識から始まった。

そこで提案するサービスは、IoTデバイスを活用して、専門家監修の元、AIでユーザーに合った商品を提供できる『Je t’aime(ジュテーム)』を月額3000円で提供するというもの。ポイントは、手軽にフィードバックを得られる点や美活コーチングを活用して、一人一人の女性の美を最大限に引き出せるというコンセプトを掲げた。

②命を守るインターネット

このチームは、高齢化による病気の多様さに着目した。現在、病院のベッドが約14万床が不足している日本の状況において、慢性疾患で亡くなる人を減らすためのプロダクト『issho』を考案した。

専用アプリを活用し、患者の発作や自宅療養を見守ることが出来、家族の負担を減らす。また、患者の状態をリアルタイムで知るために、アプリと連動したリストバンド型のデバイスを装着する。医療をうまく回せることが第一目的と彼らは語った。

③愛犬の命を守る、ペットシェルター

飼い主が外出中に何かしらの事故に遭い、家に帰れない状況になったとき、ペットの餓死を防ぐためのペットシェルターをこのチームは提案。

ペットにとって飼い主はライフラインという考えのもと、温度センサーや加速度センサーをリアルタイムに検知して、自動でペットを延命させる機能だけでなく、データをデバイスに飛ばすことが出来る仕組みになっている。

④IoTシューズ

こちらの赤チームは、子供に不安を感じる親の課題をIoTシューズで解決というコンセプト。この靴は専用アプリと連動しており、子供の居場所だけでなく、健康データの可視化も可能。

また、この靴をリユースすることで靴を持っていない世界13億人の子供たちに靴を履かせたいというビジョンも掲げた。

⑤The revolutionary mirror

自信を持てないすべての女性のために、様々なインターネットコンテンツを搭載した鏡を考案。

ByC(build your confident)と名付けられたこの鏡は、椅子に座ると家族の安否確認や健康管理、その他様々な生活・身だしなみに必要な機能が備え付けられている。

⑥赤ちゃんを守るデバイス

乳幼児の死亡率の高さに着目したこのチームは、IoTベビー服を活用して、うつぶせ寝や死亡事故などを防げるというアイデアを提案した。

温度センサーなどを搭載した服を月額2万円で貸し出すモデル。

⑦第4のデバイス

PC・スマホ・タブレッドの次にヒットする第4のデバイスを考案。コンセプトは、「人をダメにするデバイス」。商品名は、SPOILER。タブレットをアームで固定し、寝ながらでもコンテンツを楽しめるというアイデア。この商品を使う人間は、スポイラーと呼ばれ、世界がどんどんダメになるらしい。

結果発表

厳選なる会場投票を行い、結果は以下の通り。

1位:IoT子ども靴

2位:ビューティケア

3位:第4のデバイス

1位のチームには、『2週間の海外インターン(2017年8-9月開催)』に無料で参加できる権利が進呈された。

取材後記

プレゼン後の質疑応答では、ビジネスサイドの厳しい質問や指摘なども飛び交ったが、誰一人それに怯まず常に前を向いて答えている彼らはとても立派だった。そして、その自信や度胸は、ブートキャンプを通してチームメイトとの悪戦苦闘も経験しながら培われたものなのだろう。

1位のチームは本格的なビジネス展開を今後計画しているとのことだが、その他のキャンプメンバーも今後、世界を驚かせるようなプロダクトを生み出してくれることを願う。


花岡 郁 / SEKAI LAB TIMES編集長
2代目SLT編集長。運営元のモンスター・ラボでは広報も担当。ITエンジニアの採用方法や人材不足に関する記事を執筆しています。好きな食べ物は馬肉。趣味は街を徘徊すること。声優ネタ、サブカルネタも好物です。お問い合わせはお気軽にこちらまで→ monstar-info@monstar-lab.com